大好きだよ、お兄ちゃん

「欠けた月 志波悠成」

発売元:スノゥドロップス シナリオ:ひよ イラスト:白皙
発売日:2022/11/04

志波 悠成(CV:猿飛総司)


内気な性格のせいで幼い頃から怖い目にばかり遭ってきたあなた。
そんなあなたをいつも守ってくれたのは双子の兄、悠成で、あなたは彼に依存しながら生きてきた。
大人になってもそれは続いていて、あなたはモデルとして活躍する悠成のマンションで一緒に暮らしている。
そろそろ兄離れをしないといけないと焦りを覚え始めたある日、悠成はあなたをかばって事故に遭い、 顔に消えない傷を作ってしまう。そのせいで彼は事故後、家に引きこもる生活に。 あなたは自分の身代わりになってくれた兄に罪悪感を抱く日々だが、 悠成は『自分と同じ顔』であるあなたに執着し、本性を表し始め……。
狂った執着愛の行く末は……?
引用: スノゥドロップス

家族仲
🙂
愛の重さ
🧡   🧡   🧡   🧡   🤍
エロ度
🧡   🧡   🧡   🧡   🤍
葛藤
🧡   🧡   🧡   🤍   🤍

特典CD……「月に叢雲」


穏やかな日々を過ごしていたある日、あなたに届いた一通の手紙。
それは元バイト先の同僚からで、連絡がつかなくなったことを心配するものだった。
それを見て悠成は、その人とはどういう仲だったのかと静かに問い詰める。
ただ優しくしてくれた人だと答えると、キミの中に自分以外の男の思い出があるのは気に入らないと言い……。

特典CD……「凍る指先」


子どもの頃はとても臆病で、お風呂で髪を洗うことや暗い部屋など、 『見えていない』ことにを異常に怖がっていたあなた。
そのことを思い出し笑っている悠成に、 今はもうそんなに怖がりじゃないと主張する。
すると悠成はあなたに目隠しをし、 今から何が身体に触れても怖がったら負けというゲームを始める。
様々なもので身体をくすぐられ、甘美な感覚に身をよじっていると、 最後は冷たいものがゆっくりと身体を這い、その感触にもだえてしまう。
そしてそれはあなたの中にまで入ってきて……。

特典CD……「鏡の中のキミは」


家に新しく姿鏡を買った悠成。
子どもの頃、鏡を見るのが楽しくて仕方なかったと話す。
家に誰もいない時は鏡の中の自分に話しかけ、 愛を囁いていたのだと告白する。
そして鏡の前にあなたを立たせ、身体をまさぐり、 鏡越しに反応を楽しみだし……。
引用: DLsite


感想

本編ヒロインと彼が双子の設定というと、ずっと一緒にいたからこその「メンヘラ」「共依存」みたいな勝手なイメージがあるんですが、この作品は彼の振る舞いや“僕がいないと君はダメだからね”といった言動からTheお兄ちゃんという感じが強い気がしました! メンヘラ感は薄めで、絶妙な共依存感とお兄ちゃんらしさが味わえたので、兄好きとしては最高のバランスでした!

 聴く前から、もしかしてナルシシズム系お兄ちゃんじゃなくて、妹が好きだから自分の顔も好きお兄ちゃんだったりしないかな~?と思っていたので、個人的には展開にニッコリでした。 愛たっぷりで嬉しい!やっぱりお兄ちゃんしか勝たんですね❤

 私は完全にお兄ちゃんのことを好きな妹として聴いているので何の違和感もなかったんですが、聴き返してみるとヒロインは特にお兄ちゃんのことを好きとは言ってないんですよね……。 聴き手=ヒロインという作品なので、好きな解釈ができるようにしてあるのだと思うので皆さんの感想も聞いてみたいものです。

 お兄ちゃんの甘えるような優しい声で溶かされちゃうような声と、捲し立てるようにヒロインに迫ったり突然無機質になる声など、ギャップがすごくてゾクゾクして楽しかったです! 仄暗い雰囲気の作品が好きな方は楽しめるのではないかと思います!
ステラワース特典  あらすじを読んでなかったので嫉妬シチュだとも知らず、最初から不機嫌なお兄ちゃんに驚いちゃいました! バイト先の人って本編に出てきたバイト先の人なんですかね……?それだったらまあ、あそこまで嫉妬しても仕方ないかな?とは思います……。 でも、お兄ちゃん、過剰反応すぎるよ?? お兄ちゃん以外の記憶も沢山あるのが私(妹)だから、それを含めて好きになって欲しいな~なんて思ったり、でも独占欲が嬉しかったり……(笑) 詰められるシーンや独占欲ですがってくる感じのお兄ちゃん最高でしたね❤
アニメイト特典  やったー!!!ラブラブだー!!!! タイトルが不穏(「凍る指先」)だったので怯えていたんですが、とってもいちゃらぶしてくれて幸せいっぱいになりました!! まさか氷を使ったプレイのこも言ってるとは思わないじゃないですか!身構えて聴いたので拍子抜けする甘さで幸せになれました❤

ラブラブ好きさんは本編→メイトで幸せになれますよ❤
DLsite特典  ラブラブ鏡プレイで嬉しいな~と思いながら聴いていたら、まさか最後の方の台詞で突然ラブラブ気分をぶち壊されるとは思ってもみませんでした(笑) お兄ちゃん、大丈夫、私は私だよ。鏡の前でみていたあなたじゃないのよ。 お兄ちゃんの顔に傷があるからこそ、鏡のような錯覚を乗り越えていけるという未来を信じてます! 他特典に比べてピカイチの後味の悪さなので、そういうのが好きな方向けです。